Q あなたの性別は?
A 女性
Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。
A 57歳
Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。
A 乳がん
Q ステージはいくつでしたか?
A ステージⅡa
Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか?
A なし
Q オンコロジー受診以前のがん治療は?ありの場合は具体的に、どんな治療でしたか?
A あり。飲み薬のビタミン剤
Q それは効いていましたか?
A 半年飲んで5mm大きくなった。
Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか?
A 放射線治療のみ
Q オンコロジーでの治療から何年経過されていますか?
A 5年
Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは?
A 一時的に火ぶくれになり、だんだんひどくなり、どこまでひどくなるのかが不安でした。
Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか?何かしらの補助療法を行っていたら教えてください。
A リンパ療法(リンパを流す)
Q 再発や転移はありましたか?ありの場合、部位はどこで、どのような治療を受けられましたか?
A あり。5年経って内胸リンパ節と大腿骨に転移がでた。放射線治療中である。
Q オンコロジー受診から5年以上経って、現在不安に思っていることや困っていることはありますか?気になることなどございましたらお聞かせください。
A 治療を受けてから右手がずっとしびれている事。
Q オンコロジーで治療を受けて、良かったことがあったらお書きください。
A 吐き気や髪が抜ける事がなかった。
Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか?
A 周りの人の優しさを感じた。
Q オンコロジーのスタッフへ どうぞひとことお書きください。
A 宿泊の予約の事で何度もお手数をおかけしました。有りがとう御座いました。
<植松医師からのコメント>
このアンケートにご回答頂いた患者様は平成24年6月に当方を初診された右乳がんの患者様で、受診時T2N0M0 StageⅡaの状態でした。当方を受診する前に、いわゆる民間療法としての飲み薬の内服薬や温熱療法を行っておられましたが、半年間これを続けても病気が5mmほど大きくなった、ということで当方を受診されました。放射線治療を行って、局所再発なく5年経過していますが、ちょうど5年目のPET-CTの検査で、内胸リンパ節及び右大腿骨に転移が認められ、そちらに対しても放射線治療を行っているところです。元々リンパ節転移が無かった方で、臓器に転移が後から出て来る方は少ないのですが、もしかすると温熱療法で針を刺して治療をしていることと関係があるのかもしれません。当方では非常に珍しい当初リンパ節転移無しで、後から転移が出た患者さんの一人です。幸い、転移が出たとは言っても限られた部位に1つずつ、2箇所の状態ですので、放射線治療で、まずこれらを制御して経過を見る予定です。