Q あなたの性別は?
A 女性
Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。
A 51歳
Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。
A 肝内胆管癌 肝転移
Q ステージはいくつでしたか?
ステージ4(H3,S0,N0,Vp0,B3,IM3,P0)
Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか?
A 肝臓
Q オンコロジー受診以前のがん治療は?ありの場合は具体的に、どんな治療でしたか?
A なし
Q それは効いていましたか?
A
Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか?
A 放射線治療と薬剤も少し使った。
Q オンコロジーでの治療から何年経過されていますか?
A 7年
Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは?
A なし
Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか?何かしらの補助療法を行っていたら教えてください。
A 治療することもなく、年1回のPET検査のみとなっています。(当初の5年間は年2回)
Q 再発や転移はありましたか?ありの場合、部位はどこでどのような治療を受けられましたか?
A なし。
Q オンコロジー受診から5年以上経って、現在不安に思ってることや困っていることはありますか?
気になることなどございましたらお聞かせください。
A PET検査のたびに転移はないか心配です。
Q オンコロジーで治療を受けて、良かったことがあったらお書きください。
A オンコロジーを受ける前は東京の病院で手術をすることになっていましたが手術することで転移したり、薬をずっと服用しなければいけないなど心配なことがあり植松先生の薬をすすめない、転移したらまたオンコロジーを受ければいいんですよという先生の言葉にほっとしました。
Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか?
A TV、本などでがん患者のことを他人事のように思っていたことが私自身ががんになり不安な毎日でしたが、オンコロジーの待合室で落ち込んでいる私を見て患者さんたちの思いやり、優しさにふれ”がんになったら明るく笑うんだよ”、”ここに来る人はみんな明るいんだよ”とこの治療が受けられることをラッキーだと思いなさいと患者さんから励ましていただきました。ほんとうに力になりました。
Q オンコロジーのスタッフへ どうぞひとことお書きください。
A 普通一般的な病気の受付の方など事務的ですが優しく電話応対などうれしいです。いつも気軽にお話ししていただきありがたいです。先生の自信ある言葉、何回も元気になりました。いつまでも先生方、レントゲン技師の皆様、お身体に気をつけてください。私たち患者にとって”生命をつなぐこと”ができて元気でいられることに感謝しています。ありがとうございます。
<植松医師からのコメント>
このアンケートにご回答頂いた患者様は平成22年8月に当方を初診された肝内胆管がん 肝転移の患者様で、当方を受診される前に消化器の専門病院及び大学病院で様々な検査を受けH3、S0、N0、Vp0、B3、IM3、P0 Stage4という診断で手術を受けることになっていました。
ただ、患者様が手術を拒否され当方を受診されたので、放射線治療を行って経過をみています。放射線治療を行った際にはごく少ない量で薬物療法も併用しておりますが、これは通常抗がん剤として用いられる量の20分の1程度のごくごく少ない量を少しずつ点滴する形で行っています。
治療後PET-CTなどで経過を見続けていますが、当初認められていた所見は消失し、7年間再発転移を認めることなく順調に経過しています。
放射線治療後は一切の薬物療法を行っていません。
当初手術前の画像診断などを行っていたお医者さんたちには奇跡だといわれている患者さんのうちのお一人です。