Q あなたの性別は?
A女性
Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。
A50歳
Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。
A乳癌
Q ステージはいくつでしたか?
A ステージ2AT2N0M0多発
Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか?
A 多発だが転移はなし
Q オンコロジー受診以前のがん治療は?
Aなし
Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか?
A放射線治療と薬剤も少し使った
Q オンコロジーでの治療から何年経過されていますか?
A5年半
Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは?
A特に不安だったことはないが、植松先生に何かあった時、オンコロジーで治療が続けられるのか心配。
Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか?
何かしらの補助療法を行なっていたら教えてください。
A基本的には以前と変わりない生活だが、癌細胞が自分の体の中から生まれている限り、病巣を除去するだけではまた生まれてくるのだろうと、病気が発覚した時点から生活を見直した。様々な治療のリスクを考慮してオンコロジーでの治療を選択。発覚後、続けているのは温冷浴。冷水と熱いお風呂を交互に8回。入浴後、汗が止まらず冷え性がかなり改善された。また腸を休めるという意味で1日2食にした。玄米、野菜、ミネラル、たんぱく質、良い油をしっかり摂取する。たまに断食。
Q 再発や転移はありましたか?
Aなし
Q オンコロジー受診から5年以上経って、現在不安に思っていることや困っていることはありますか?気になることなどございましたらお聞かせください。
A先程も書きましたが、植松先生の後継者問題。
転移等があった時にもオンコロジーで治療を受けたいので。
Q オンコロジーで治療を受けて、よかったことがあったらお書きください。
A肋骨の骨折など治療後の副作用は想像以上にあったが、とにかく治療が楽で助かった。1人遠隔の地で最初は孤独だったが、同じオンコロジーに通う患者さんと仲良くなり、励まし合って乗り切れたのが心強かった。標準治療ではここまで支え合えることはないのかもと想像する。
Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか?
A「死ぬかもしれない」と当事者として実感したため、残りの人生は好きなことだけして生きたいと思いました。
Q オンコロジーのスタッフへどうぞひとことお書きください。
Aいつも親切に患者さんの気持ちに寄り添ってサポートしていただき感謝しています。
<植松医師からのコメント>
このアンケートにご回答頂いた患者様は左乳癌で当方を平成24年11月に初診されました。細胞のタイプは通常の浸潤癌でしたが、病巣が乳腺内に多発しており、大きなものは3cm程度、小さなものは1、2cmで数ヶ所に病巣が認められていました。そのため放射線治療を行う際に少量の薬物療法を併用し、多発してくる病巣に対して対応をしました。その治療がうまくいったため、5年以上再発転移なく経過しています。放射線治療後は一切の薬物療法は行っていません。病巣が多発していたため放射線を当てる範囲が広くなり、肋骨の骨折などが数ヶ所に認められていますが、一時的に疼痛が出てくるだけで日常生活にとって大きな障害にはなっていないと思われます。