A 女性 Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。 A 43歳 Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。 A 乳癌 Q ステージはいくつでしたか? A 初診時は(セカンドオピニオン)時はステージ1 Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか? A なし Q オンコロジー受診以前のがん治療は? A なし Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか? A 放射線治療のみ Q オンコロジーでの治療から何年経過されていますか? A 5年 Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは? A 次の診察&PET検査の合間にお尻の骨が痛くなったり、胸の皮膚が膿んだりした時 Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか? 何かしらの補助療法を行なっていたら教えてください。 A スギナ茶・陶板浴 Q 再発や転移はありましたか? A あり Q ありの場合、部位はどこで、どのような治療を受けられましたか? A 肺転移、オンコロジーでピンポイント放射線治療を受けました。 Q それは効きましたか? A 効いて現在も寛解中です。感謝いたします。 Q オンコロジー受診から5年以上経って、現在不安に思っていることや困っていることはありますか?気になることなどございましたらお聞かせください。 A このまま東京で経過観察を続けていくことが可能なのか等。 ピンポイント治療を受けた右胸の血管の変色。 Q オンコロジーで治療を受けて、よかったことがあったらお書きください。 A 転移したときに抗がん剤の全身治療でなく、局所治療がすぐにできたこと。 身体にメスを入れずに済んだこと。(特に私は手術で脳出血する可能性がある疾患があるため) Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか? A 1日を自分のやりたいことを、人を大事にするようになりました。 Q オンコロジーのスタッフへどうぞひとことお書きください。 A 受付の方の穏やかな鹿児島弁に癒されます。 いつも走り回っている技師の方に感謝しています。お身体を大事にしてください! <植松医師からのコメント> このアンケートにご回答頂いた患者様は、平成25年8月に当方を受診された右乳癌の患者様で、 2cmほどの乳癌が右乳腺内に多発する形で存在しており、リンパ節転移は認めていませんでした。 StageⅡaとして放射線治療を受けていただき、乳腺内の再発は認めていません。 当方を受診する前にハーセプチンを中心とした薬物療法を受けておられましたが、当方を受診した際に行なったPET-CTでもまだはっきりと乳癌の病巣が写っていました。StageⅡaとして放射線治療を行ない経過をみていますが、1年余り経過したところで2カ所の肺転移が出現し、そちらに対しても放射線治療を行なっています。 さらに翌年にも左の肺に1カ所肺転移が出て放射線治療を行なっています。しかし、それ以降3年余りどこにも転移が出ていない状況が続いています。当初抗がん剤の治療やハーセプチンの治療を受けていたにもかかわらず、後になって肺転移が出現したわけですから、薬物療法が転移の予防にならなかったことが確認されます。そして、その肺転移に対しては放射線治療だけで薬物療法は特に行わずに今日まで3年余り順調に経過しています。 転移が出たら薬物療法というのが現代の常識のような形になって世界中に広く普及していますが、実際は薬物療法によってご病気と縁が切れるという患者様はほとんどいないということは世界中の医師が認めているところです。 また、放射線治療のみで遠隔転移を治療した後、どこにも転移が出なくなる方もさまざまな癌で存在していることは、私たちの経験から間違いがありません。 ]]>