Q あなたの性別は?
A 女性
Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。
A 34歳
Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。
A 左乳癌 T2N1M0
Q ステージはいくつでしたか?
A StageⅡb
Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか?
A 腋窩リンパ
Q オンコロジー受診以前のがん治療は?
A なし
Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか?
A 放射線治療と薬剤も少し使った
Q オンコロジーでの治療から何年経過されていますか?
A 5年半
Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは?
A 患部の炎症、皮膚のただれ
Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか?
何かしらの補助療法を行なっていたら教えてください。
A ・オーガニック(無農薬)発酵食などの食事療法
・心療内科にかかるなどのメンタル面での補助的治療
Q 再発や転移はありましたか?
A あり
Q ありの場合、部位はどこで、どのような治療を受けられましたか?
A 右鎖骨窩リンパ節、放射線治療
Q それは効きましたか?
A はい
Q オンコロジー受診から5年以上経って、現在不安に思っていることや困っていることはありますか?気になることなどございましたらお聞かせください。
A (がんは)いつ、どこに、どう出るかはわからないから日々を大切に、口にするものを大切にする。
Q オンコロジーで治療を受けて、よかったことがあったらお書きください。
A 切らなかったこと。
Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか?
A 癌から比べたらと思って越えられることができてきた。
Q オンコロジーのスタッフへどうぞひとことお書きください。
A いつもありがとうございます。
<植松医師からのコメント>
このアンケートにご回答頂いた患者様は、平成25年2月に当方を初診された左乳癌T2N1M0 stageⅡbの患者様で、リンパ節転移が多発していました。これらの部位は放射線治療によって5年半コントロールされたままですが、1年後に右頚部にPET-CTでリンパ節が認められ、取り込みも認められていました。この部位が乳癌の転移かどうか、はっきりとはしなかったのですが、気持ちが悪いのでこの部位も治療しておこうということになり、放射線治療を行なっています。その後定期的にPET-CTなどで経過観察を続けていて5年半経過したところですが、その後はまったく所見なく順調に経過しております。当初、リンパ節転移が多発していたことから、「抗がん剤の治療をずっと続けていかなければまず治らない」と脅し文句を外科医から言われていたようですが、薬物療法にたよることなく5年半経過しています。